今年で33回を迎えた日本山岳耐久レース「ハセツネ」は、いまや世界各国から山岳トップアスリートが参加、標高差1,357m、全長71.5kmの奥多摩の山岳コースを駆け抜ける国内ではトップクラスのトレイルランになり、海外でも「ハセツネ」の名前が知れ渡るようになりました。この10数年、山を走り、自然と親しむトレイルランニングがスポーツとして確立し、市民権を獲得した今、日本山岳耐久レース「ハセツネ」のトレイルランへの貢献と存在は誰しも認めるものとなりました。

また、日本山岳耐久レース「ハセツネ」は山岳トップアスリートのみならず、自己への限界に挑戦する多くのアスリートの大会でもあります。第10回記念大会から、10回完走したアスリートの栄誉を称え、尊敬する意味で『アドベンチャーグリーン』の称号を与え、特製の七宝焼きメダルと賞状を授与することにしました。第32回大会まで422名のアスリートがアドベンチャーグリーンのメダルを獲得しています。そして第20回大会ではついに20回完走者『スーパーアドベンチャーグリーン』が誕生し、第32回大会までに42名のアスリートがスーパーアドベンチャーグリーンの称号を授与されています。そして第33回大会では、30回完走者『ハイパーアドベンチャーグリーン』が誕生し、歴史に名を刻みました。まさに「自己への限界に挑戦する」のが、「ハセツネ」の原点です。多くのアドベンチャーグリーン、スーパーアドベンチャーの方々の誕生を期待しています。