謝辞
10月18日のグリーンフェスティバルをもちまして、第33回日本山岳耐久レースの全日程が終了いたしました。ご参加いただきました選手の皆様、準備から終了までご協力いただいたボランティアスタッフの皆様、環境省、東京都、各市町村など自治体や警察・消防の行政の皆様、今大会にご賛同いただきご協力いただいた協賛各社の皆様、今大会の趣旨にご理解いただき応援いただいた地元住民の皆様、ご後援いただいた自治体、企業の皆様に深く御礼申し上げます。
今年は地元あきる野市市制30周年ということで、あきる野市と協力し、開会式、スタートを檜原街道上、メイン会場、フィニッシュを武蔵五日市駅前のフレア五日市としました。これには五日市警察署や地元の皆様のご理解やご協力もいただいたことで実現することができました。おかげさまで、多くの方にハセツネCupを認識、そして応援いただき、大いに盛り上がり、大成功のうちに終了することができました。会場以外でも大会の運営の方法など、今回様々な点を変更いたしました。このため、準備の段階では多くの方々にご協力いただき、またご苦労をおかけすることとなりました。実は私が年始に初詣で引いたおみくじに新しい事は避けよとありました。しかしながら、このように大会を成功できたことは、皆様のご協力と熱い思いの結集した結果と思います。
今大会では、1738名の選手が出走され、1269名が時間内に完走されました。完走率は73%で昨年の82.7%から大幅に下がりました。これは当日の蒸し暑さに多くの選手が苦しまれたためと考えます。総合優勝は男子が吉野大和選手(7時間49分01秒)、女子が吉住友里選手(9時間13分02秒)でいずれも昨年に続いての連覇となりました。特に吉野大和選手は男子で初めての3回目の総合優勝となる偉業を達成されました。また、今回青木俊之選手が初めて30回完走者ハイパーアドベンチャーグリーンとなりました。おめでとうございます。そして、最後まで諦めずフィニッシュラインを目指された全ての選手に敬意を表します。
グリーンフェスティバルにも多くの方々にお集まりいただき、大会の前より、里も山もきれいにしてまいりました。ご参加いただきました皆様、ご協力いただいた今大会のメインスポンサーマムート・スポーツグループジャパン株式会社様に深く御礼申し上げます。
ハセツネを愛する全ての方々に重ねて感謝申し上げます。
2025年10月19日
第33回日本山岳耐久レース大会主催責任者
一般財団法人日本山岳スポーツ協会代表理事
原 誠一郎

